こんばんは。
Ribinetです。
ヘアドネーションから
漆刷毛の製作を勉強するようになって
ウィッグと漆刷毛の毛髪を比較したり
すごく学びがあるんです。
今回はミクロの世界で。
↓ これは自分の髪の毛
まだウロコ状のキューティクルも元気ですね。
ナミナミしてます。
↓ 同じく私の白髪…
ジェルが表面についていますが
白髪も元気、元気。
↓ そしてこれはお店に置いてある
人毛ウイッグの細めの毛髪
どうですかぁ。
完全にキューティクルが無いんですよ。
ウイッグは
場所にもよるのですが
こんな感じでベースネットに
引っかけて縫っていきます。
その際に
キューティクルがしっかりしていると
ザラザラして髪の毛が引っかかって
結ぶのに苦労するんです。
そして毛髪強度も残り過ぎていると
弾力があるので
結び目が跳ね返って
解けてしまうんです。
そのため中国では
原毛工場で薬品処理を行い
キューティクルを溶解するのですが
利用者さんのアレルギーなどとの関係もあるので
どのようなもの( 溶剤 )を使っているのか
調べているのですが
残念ながら…
企業秘密で簡単には教えてもらえません。
しかし漆刷毛製作で見えてきてモノや共通点が。
あるんです。
↓ これはキューティクルを溶解するのに
薬品を使用した原毛ですが
漬け置きの時間が長すぎたのか…
ほぼキューティクルが全滅してしまいました。
たんぱく質も反応したのか褐色がかっています。
たぶんここまでしてしまうと
原毛のハリがなくなり
毛髪としての強度が弱くなります。
ウィッグでも
刷毛でも
使い勝手や質感が心配ですね。
そして、紫外線照射~
当て過ぎて脂抜けすぎて
カラカラになってしもたぁ…
紫外線照射機を使ったので
サーファーも顔負けの質感です。
そんでもって
良い感じですね~。
これは中国人の硬毛
いわゆるレミー人毛ですね。
片側照射が際立ったか
片面だけキューティクルが残っている~
どれも間違いはありませんが
毛髪の太さや強度に対して
最良な方法やコントロール方法が見いだせれば
ウィッグも
刷毛も
毛髪の質感もコントロールができるような気がしてきました。
そして
今週もたくさんのご協力
ヘアドネーション
ありがとうございました。
群馬県の戸塚さまより郵送でご寄付いただきました。
横浜市栄区のヘアサロン
カットクリエイト21 さまより
新潟県新潟市のヘアサロン
Emi さまより
『 54g+84g+109g+66g+89g+66g 』
合計468g
スマイルプロジェクト-05は
合計 『 3339g 』 になりました。
ご協力ありがとうございます。
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