私たち、Ribinet( りびねっと ) は理美容師法にも定義される『 訪問理美容 』 に準じた専門性・安全性の高いサービス提供ができるような情報交換会やセミナーを定期的に開催し、訪問理美容にまつわる環境を整備すると共に、福祉理念のもと社会性のある理美容師任意団体を目指しております。 また、従来のサロンで廃棄されていた髪の毛のリサイクル活動( 3R活動 )を実施し、ヘアドネーションから小児用医療用ウィッグや漆刷毛へのアップサイクルを行い、福祉理美容と新たな価値のあるモノづくりの提案を行う任意団体です。『 共通価値の創造と循環 』というテーマで事業活動地域での地域貢献や、社会的課題を解決するプロダクトの開発にも力を入れています。
『 訪問理美容 』は、身体の理由や状況により理美容室に通えない方々のために、理美容師が出張して施術を行うサービスです。 疾病や儀式の直前、また理美容所以外の場所での施術が許可されており、高齢者や特定の医療状況に限らず、様々な事情を抱える方々が利用しています。 このサイトでは全国で活躍する訪問理美容師さんを検索することができます。
『 スマイルプロジェクト 』は、理美容室で通常捨てられていたアイテムを再利用するアップサイクル活動です。 2015年から『 ヘアドネーション 』というプログラムを開始し、寄付いただいた30㎝以上の髪の毛を利用し、日本かつら協会の協力を得て『 ケアウィッグプロジェクト』として展開し、子どもたちに医療用ウイッグとしてプレゼントしています。
さらに、20~30㎝の短い毛髪に焦点を当て、2016年から漆刷毛職人の内海さんとコラボレーション『 漆刷毛ヘアドネーションプロジェクト 』を開始し、日本の伝統工芸である漆刷毛の資材として再利用し、Made in Japanの漆刷毛製作を支援しています。
2023年からは中国済南市の縫製・毛髪加工工場からもサポートを受け、資材として難しい毛髪も再利用し、男性用ウィッグの資材やその他の毛髪資材として活用しています。
2016年4月に発生した熊本震災の際、復興活動に参加し、その時地元の美容師さんがアルミリサイクル会社・事業を始めたこと知り、いままで業界で捨てられていたアルミ製カラーチューブのリサイクル活動を開始、髪の毛資材とともにリサイクルで拠出された費用をスマイルプロジェクトの活動費用( 送料・関税費用 )や既製品ウィッグの購入などに充て、神奈川県川崎市で開催している「チャリティーカットイベント」との寄付金と合わせ、経済、社会、環境など、サステナビリティなエシカル活動に貢献しています。