カラーチューブ(アルミ)の発送方法

カラーチューブ(アルミ)の発送方法

美容業界の”捨てられていた資源”を、再び循環へ。


はじめに|現在の回収体制について

現在、Ribinet として使用済みヘアカラーチューブ(アルミ)の再資源化に向け、以下の3つを同時に進めています。

  • NPO法人化 ― 特定非営利活動法人Ribinetとして川崎市への認証申請中
  • 全国回収体制 ― 全国の提携サロンからの直接集荷スキームを構築中
  • 提携物流構築 ― 西濃運輸との連携により、全国規模での回収システムを準備中

長野県松本市のアルミ二次合金メーカー「株式会社カンノ」さまのご協力のもと、理美容室から排出される高純度アルミチューブの再資源化プロジェクトを進めています。 正式な全国集荷の開始時期が決まり次第、本ページおよびSNSにてご案内させていただきます。


なぜ回収ルールが必要なのか

カラーチューブは、適切に分別されていれば非常に高品質なアルミ資源です。( 抽出純度99.5%、1円玉と同等 )しかしアルミ二次合金工場には、すでに分別済みのアルミスクラップのみが搬入されるため、以下のものが混入していると、受け入れ自体ができなくなります。

  • PPキャップ ― アルミとは別素材(石油製品)のた溶解炉の温度が上昇し悪影響が出ます
  • ビニール・ゴム手袋 ― 燃焼時に有害ガスが発生します
  • アルミ缶・スプレー缶 ― 上の部分と横の部分でアルミ純度が異なります
  • カラー剤の多量残液 ― 黒煙発生の原因になります
  • 一般ゴミ・髪の毛 ― もちろん工場での受け入れ拒否につながります

また、現在は複数の団体から工場へ搬入されているため、「どこの団体から届いたか」を識別するためのルールへのご協力もお願いしています。


現在対応している発送サイズ

西濃運輸「ミニ便」対応予定

  • 130サイズ以内 ― 3辺合計130cm以下の段ボール
  • 最大20kgまで ― 重量オーバーは集荷不可になります
  • 南東北〜近畿地方まで対応予定 ― エリアは変更になる場合があります
  • 沖縄・一部地域を除く

※ 正式運用はNPO法人設立後を予定しております。エリア・条件は変更になる場合があります。

 


発送手順(STEP 1〜6)

以下の手順に沿ってご準備いただくと、工場での受け入れがスムーズになります。

STEP 1|ダンボールにゴミ袋をセットします

120サイズのダンボールに、90Lのビニール袋をかぶせて、使用済チューブをどんどん入れていきます。( amazonおすすめ段ボール )発送するための段ボール準備写真

 

STEP 2|キャップ・他のごみは絶対に入れないでください

PPキャップはアルミとは別素材のため、必ず取り外してください。 取り外したキャップは、別プロジェクト「PPキャップのアップサイクル」として早稲田大学Precious Plastic Wasedaと連携してコームに再生しています( 現在、新規のサロンさんから受け入れを停止させていただいております )

STEP 3|チューブをしっかり絞る

カラー剤を最後まで使い切ることは、環境配慮だけでなく材料ロス削減にもつながります。 チューブ先端の円錐部分には平均2gほどのカラー剤が残っていますので、しっかり絞り切ることでリサイクル時のアルミ抽出効率も上がりますので、可能な範囲でしっかり絞ってください。

こんな計算をする人はいないと思いますが、残液2gの無駄を数字で表すと、カラー剤の節約量=2億4000万個 × 2g = 480t/年、カラー剤の価格を1本あたり平均800円として、1本80gとすると1gあたり約10円なので、480t × 1,000,000g/t × 10円 = 約48億円分、業界全体で年間約48億円相当のカラー剤が最大無駄になっているのかな?

現在「 Kawasaki grip 2g革命 」というプロジェクトを進行中です。( 後日公開 )チューブ絞り器買い換えようかな?と検討されている方は こちらのチューブ絞り器 をおすすめしています。

洗浄済みのカラーチューブ写真

 

STEP 4|たたんで圧縮する

使用後はアルミチューブを1/4ぐらいにたたんでください。チューブをたたむことで、120サイズのダンボールで規定輸送( 無料集荷内 )に収めることができます。 たたまずに保管すると嵩(かさ)が増してしまうので、規定輸送( 無料集荷内 )に収まらなくなりますので、ご注意ください。

まとめたカラーチューブの梱包例

 

STEP 5|なるべく乾燥させて、初めての方は計量をしてください

カラー剤が付着した部分の 洗浄は不要 です。 絞り切ったカラーチューブはそのままダンボールに入れてください。 ただ、カラー剤が大量に残ったままの状態で溶解すると、黒煙の発生・過燃焼によるアルミ抽出量の減少につながります。 使用後は1/4ぐらいにたたんでいただいて、できるだけ密封させずに乾燥させて保管してください。この方法でチューブをためていただくとダンボールがいっぱいになると丁度規定重量内( 20キロ以内 )に収まるはずなのですが、初めての方は重量感がわからないと思いますので、ときどき体重計などを用いて計量していただけると幸いです。

 

STEP 6|いっぱいになったら集荷の依頼をメールフォームから

工場側で搬入元を識別するため、ダンボールの外側にRibinetと記載して、しっかり梱包いただき、当サイトの集荷依頼のメールフォームより送信ください。 集荷依頼のメールフォームが事務局に届きましたら、依頼をいたします。 集荷依頼日は平日のみ/メールフォーム送信日より最短3日後となります( 土日祝祭日/繁忙期を除く )のでご注意ください。 Ribinetを通じた買取金額は、スマイルプロジェクトの活動支援に充当されます。 また、ご協力いただきましたサロンさまにはCOMEL(アップサイクルコーム)の発送なども検討させていただいております。

 


集荷申し込みについて

現在、正式な全国回収システムを構築中です。開始後はWEBフォームから集荷依頼が可能になる予定です(西濃運輸による集荷 → Ribinet経由 → 株式会社カンノへ工場直送)。  開始時期が決まり次第、本ページにてご案内します。  直接持ち込みの場合(現在対応中)

  • Ribinet事務局(美容室アルコバレーノ)
  • 〒216-0006 神奈川県川崎市宮前区宮前平1-4-152
  • TEL:044-948-9588

 


今後の目標

このプロジェクトは、美容業界・福祉・学生・リサイクル企業・地域物流をつなぎながら、「美容業界から循環型社会をつくる」ことを目標にしています。年間生産量2億4,000万本・総重量2,400トンのカラーチューブを、現在の業界リサイクル率0.02%から30%以上へ それがRibinetの長期目標です。

 


ご協力企業・団体

  • 株式会社カンノ 
  • 西濃運輸株式会社
  • Precious Plastic Waseda 
  • BBリサイクルパートナーズ