寄付できる髪の毛の条件ついて ②
人毛のマーケットは
現在中国が独占しています。
なぜかといいますと…
欧米・南米・アフリカの方の髪の毛は
特有のクセがあるため
加工を施す原毛処理に手数が必要です。
ストレートで硬いアジア人毛は
艶もあり大変綺麗ですし
ウィッグに適していて
人毛のマーケットとして
アジアでは広がりやすかったことが
まず挙げられます。
また、日本でも過去は人毛を加工する
職人さんがいらっしゃいました。
しかし、原毛を加工する作業は
当時、依頼するのが安価だった韓国へ
さらに、安価であった中国へと
移っていき、現在は北朝鮮にも
ネットワークがあります。
日本ではあまり耳にしない
話かとおもいますが
現在も中国の山間部等では
髪の毛を売って生活している
方たちもおられます。
それも、世界の人毛マーケットが
中国にあることの要因になっている
のではないかと考えます。
長年ウィッグを扱っていると
近年、髪質( 原毛質 )が
変わってきたのを実感します。
理美容師さんはカットウィッグなどで
加工された人毛を扱われることが多いため
髪の毛が昔に比べ、変化していることも
既にご存じかと思います。
日本の子どもたちも手足は長くなり
顔も小さくなって、スタイルも良いですよね。
同じように、髪の毛にも常に変化していて
色が明るく
柔らかく
部分的にクセがあったり
また
襟足が高かったり
もみあげが短かったり
髪の毛の生えている面積も狭くなってきている
感じも否めませんね。
確実に太くて硬い原毛が減少して
クセが加わってきたりしている
原毛の質の変化に伴って
原毛の価格も10年前と比較すると
現在は『 10倍以上 』に跳ね上がっています
そのため皆さまからご寄付いただける髪の毛は
長さ・髪質など問わず
大変ありがたいとても重要なものなのです。
[st-mybutton url=”https://wp.me/p6Quzs-105″ title=”次のQ&Aページにすすむ” rel=”” fontawesome=”” target=”_blank” color=”#fff” bgcolor=”#e53935″ bgcolor_top=”#f44336″ bordercolor=”#e57373″ borderwidth=”1″ borderradius=”5″ fontsize=”” fontweight=”bold” width=”” fontawesome_after=”fa-angle-right” shadow=”#c62828″ ref=”on”]